先日完成しましたキャリーダンプ(改)は無事に売れてくれました。\(^_^)/
車検ですね。ドライブシャフトブーツにヒビが入っていましたので交換します。ヒビが入っていても検査員は何も言いません。ただ2年の間には必ず破けて中のベアリングがダメになりますので今交換してあげる訳です。こうやってヒダヒダの谷の部分が破れます。まれに細い方のバンドの処が破れる場合もあります。
外すときは殆どのクルマはこうやってロアーアームを下に下げてはずします。タイロッドエンドをはずさないでやる人もいますけどどっちみちトーインは狂いますので外した方が能率が良いですね。
ここからはグリスとの戦いです。慣れると汚れも最小限で済みますね。このクルマはシャフトを抜いてもデフからオイルはこぼれませんからシャフトごと抜いてしまいます。で、殆どのクルマは内側のベアリングがスライドの役目を持っていますのでまず内側からバラします。このスライド側を外側にしてあるとラクなんでしょうけど、何か訳あってインナーに持ってきているんでしょうね。(´_`)ちなみに横に置いてあるのは5才の息子のサングラスです。(注)
この場合はまだ破れていなかったのですけど分解しますとなんだかグリスの量が少ない感じですので、新品グリスを少し入れてあげます。親指の付け根の手のひらを使って奥に押し込むように入れてあげます。新品のブーツ自体には私はグリスは入れません。中から破れるのは未だ一度も見たことがないからです。(^_^;
ブーツバンドを締める工具もありますけど、プライヤーとマイナスドライバを使っても出来ます。(^_^)
組み付け作業が終わったらとりあえず、工具をウエスで綺麗にして片付けます。昔の親方連中はそのまんまにしておく人が殆どです。1つの作業が終わったらすぐに工具を片付けないと工具がなくなりますヨ。
少し前に接着式のブーツを使ってひどい目に遭ったことがあるので、もう二度と使いません。接着式は簡単で誰にでも出来ますけど値段も高い代わりに工賃もさほどもらえませんから、どっちかというと手間はかかりますけどこっちの方が儲かると思います。これは売れた車の車検ですけどね。
注:サングラスのツルが取れたので修理を依頼されました。なんでも修理出来るお父さんは尊敬されます!?。(*^-^*)
いつもクリックありがとうございます\(^_^)/