HONDA E07Aエンジンです。このエンジンは今のE07Zエンジンになるまで随分長い間製造されたエンジンです。キャブレター式では最後のエンジンになると思います。
平成3年型10万キロです。スラッジが結構あります。オイルには色々な役目があるのですけどエンジン内部の洗浄といいますかこんな風にならないようにする役目もあるわけです。オイル交換をサボりがちの方のエンジンは中身はこうなっています。車好きの方はオイルもこまめに交換されるでしょうから中もピカピカだったりしますけどね、ごく普通のユーザーでしたらまだこれは序の口でイイ方かもしれません。ひどいのになるとどれがボルトかもわからないくらいのもありますね。(^^;;
これはといいますと、タペットカバー(エンジンのふた)パッキンからオイルが滲んでいました。まだ漏れという状態ではなかったのですが、交換を依頼されましたので作業しているところです。HONDAのこのエンジンも結構漏れとか滲みが多かったりしますけどスバル社ですとここからもれるのが「仕様」だったりするエンジンもあります。(^^)
そのタペットカバーパッキンと一緒に交換するのがプラグホールパッキンです。丸い穴がプラグの穴なんですけど、その中にオイルが漏れているのが多いですね。これも3つを同時交換します。
簡単な作業なんですけど丁寧にやると結構な時間をくいます。キャブレターのカバー取ってアクセルワイヤーをどけて(そのままでも出来ますが)プラグコードを取ってネジ緩めてはずすのですけど、これがなかなかどうして「あっちに当たりこっちに当たり」状態で、取りにくいです..。
パッキンの入る溝を丁寧に掃除して、パーツクリーナーでプシューッとします。エンジン側もパッキンの当たる所を綺麗にしてあげます。(写真は掃除が終わったところ)
ここのパッキン(特にプラグホールの方)絶対に純正部品を使ってください!!。
社外品は2年後の車検の時にまた漏っています。なんにもなりません。車検同時ですと時間だけ食って部品代だけで面倒くさいだけの作業です。(^^;;
いつもありがとうございます