ちょっと前の記事でHONDAの
リアのドライブシャフトとハブドラムのスプラインが削れて前に進まなくなった車の事を書きました。(リンク参照してください)
その中でそうなった原因はハブのナットをインパクトで締めるのを忘れた為とか書きましたが、先日同車種のリアのベアリングを交換した際に、この原因が分かったので記事にしておきます。
ベアリング等を交換してシャフトを組み付ける際にスライドハンマーで引っ張り方向で叩いて圧入するのですが、この圧入を完全にせずに中途半端な形で終わらせて「後はハブのナットをインパクトで締め上げるから、シャフトもネジの締め上げで手前に出てくるかた問題ないやろ..。」みたいな考えが担当の整備士にあったらこうなります。
スライドハンマーの叩いた際の衝撃でないと入らないくらいの固さですから、インパクトのネジの締め上げの力ではシャフトが完全に最後まで入らずに、その後の走行の振動であと仮に2ミリくらいだと思いますけどそれが完全に入った場合には、ネジが緩んだ状態になってしまいます。(意味わかりますかね?。この書き方で..(^^;;)
そうなると当然ガタが生じるわけですから、後々スプラインが削れてきます。
スライドハンマーで打撃を与えるときに、ま、最後まで完全に入ったら音と感触で分かりますので確認が必要ですね。
手でスコッっと抜ける普通のシャフトでしたらいいのですけど、HONDAのリアは組み付け時に気を付けた方がいいと思います。(つか、普通は最後まで完璧に入れるべきですね!)
間違ったことを書いてはずかしいです。(^^;;突然思いついたのでお許し下さい。