写真はダイハツ ハイゼットのディストリビューターです。せっかくCIVCのディストリビューターも写真に撮ったのですがデータ壊れてました。
ディストリビューターは各気筒のプラグに電気を順番に配る(distributes)所です。カムシャフトのリア側に付いていますね。(エンジンのヘッド部分のベルト側じゃない方)カムシャフトと繋がってまして中にローターというのが回ってディストリビューターキャップの電極を通してプラグに順番に電気を送るわけです。
ここはとっても湿気に弱い所なんです。ですから外気温とエンジンの熱で内側に水滴が付かないように湿気取りのホースが付いていたりします。普通車ではあまり中が濡れるというのはないのですけど、軽自動車の様に地面とこの部分の距離が近かったりすると水しぶきをもろに受けたりしますのでこのように厳重にカバーが付いている車種もあります。(^^;;
出張修理でとりあえずここを見たりもします。中が濡れているとまずかかりません。工場でしたらエアで乾燥させるのですけど、出先の応急処置ではディスキャップの中にCRCを吹き付けます。するとあら不思議。エンジンかかります。でも原理は知りません。(笑)
やはりディスキャップも長年使用していますと寿命が来ます。吹け上がりが少しもたつくとかですと、このキャップが悪いことも多いです。
最近の車ですとね、プラグごとに直接コイルが付いていますのでこのディストリビューターはなくなりつつあります。コンピューター制御のおかげですけど、私たちは点検することろが少しづつ減ってきました。昔はディストリビューターにコンタクトポイントという部品があってしょっちゅう交換していました。(^^)
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